車で自然災害に遭った時、どうする?

このブログでは、「安全」や「災害」について知っておきたい知識をお伝えすることに加え、安全のプロが仕入れた安全の最新情報や、お役立ち情報を発信していきます!

車にも「防災グッズ」が必要!?

トリコ
トリコ

ナンバさん、盲点ダッタよ。

ナンバ
ナンバ

突然どうしたの?トリコ。

トリコ
トリコ

車で移動している時に、災害が発生するっていう可能性を考えてなかったヨ。怖いよー。車に乗ってて、自然災害に遭ったらどうしたらイイノ?

ナンバ
ナンバ

そうだよね。都会に住んでいる人は電車やバスで移動することが多いけれど、地方に行くと、日常的に車で移動するケースが多いものね。そういう時、確かに自然災害に見舞われるケースはある。

トリコ
トリコ

ねえ、ねえ、ナンバさん。どうしたらイイノ?

ナンバ
ナンバ

そりゃ、車に必要な防災グッズを積んでおくのが一番だよ。

トリコ
トリコ

何を備えたら良いか、教えテ!!ナンバさん!!


2024年6月26日に株式会社ウェブクルーが発表した「運転者の防災意識に関する調査」というアンケートによると「車中に防災グッズを備えている」と答えた人は全体の28.1%、つまり3割弱に留まるという結果が出ました。

また「車内に防災グッズを備える予定はあるか」という質問に対しては「近いうちに備える予定」と答えた人が5.0%、「備えたいが時期は未定」が60.6%、「備えるつもりはない」が34.4%という結果が出ました。

「(車内に防災グッズを)備えている」と回答した人に対して「 あなたが車内に備えている防災グッズを教えてください(複数選択)」と質問したところ「懐中電灯」が52.9%、「携帯トイレ」が52.2%、「応急処置用品」が46.1%という回答となりました。

車で移動する機会が多い皆さんでも「車中に防災グッズを備えておこう」という発想がなかった・・・という方も多いのではないかと思います。

ちなみに「被災時に活用した防災グッズ」という質問で自由回答を募ったところ「懐中電灯とラジオ」「ソーラー充電器」「水」「非常食」といった回答が寄せられていました。

「いやいや、車に乗ってる最中に自然災害なんて遭わないでしょ」とか「そんな天候の悪い時は、出かけなきゃ良いんだよ」と思う方もいるかもしれません。

しかし「車に乗っているときに自然災害に遭った経験はありますか」との質問に対して「ある」と答えた方が20.9%、言い換えれば5人に1人は、車で移動中に自然災害に遭遇しているわけです。

「被害に遭った自然災害の種類を教えてください(複数回答)」を見ると「地震:59.3%」、「大雪:29.9%」、「浸水:28.1%」、「津波:25.3%」などが挙がりました。

60%近くを占める地震は、まさにいつ、どこで起こるかわからないもの。それだけに「イザ!」というときの備えはしっかりしておきたいものですよね。影響で、大規模地震に対する備えをしておきたい・・・という方が多かったのでしょう。

車に防災グッズを積んでおくメリット

トリコ
トリコ

えーーー。5人に1人が車で移動中に災害に遭ってるノ?

ナンバ
ナンバ

うん、この調査では、そういう結果が出ているね。でも「5人に1人なら、オレは当たらないから大丈夫」なーんて思っちゃうのが一番危険だよ。特に地震は、予知の精度も高くないから、備えはしておく方が無難だよね。

トリコ
トリコ

だーかーらー。車には何を備えておけば良いか、教えテ!!ナンバさん!!

ナンバ
ナンバ

わかったわかった。今から説明するね。

トリコは移動中の被災を心配していましたが、それ以外にも自動車に防災グッズを備えておくメリットはあります。それは「車を自分or家族専用の避難所にできる」ということ。

車で移動中ではなくても、被災時に雨風をしのげて、エンジンをかければ冷暖房が使用できる。さらにはラジオ等で情報収集できるというメリットがあります。

車中に防災グッズを備えておけば、ライフラインが復旧するまでの数日間、自分たち専用の避難所として使うことも可能です。

ただし、気をつけておきたいこともあります。まず、真夏の車中は気温がかなり上昇しますので、ガスボンベやモバイルバッテリー、乾電池などは発火・破損の恐れがあります。

また、水や食料も放置すると腐ってしまう危険性があるので要注意。もし、水や食料を準備する場合には、高温(地域によっては凍結)にも耐えられるものを用意しましょう。

次に、懐中電灯やライトも用意したいところ。車内では、車内灯を使うことができますが、例えば公園や道の駅のトイレ、あるいは山の中で用を足そうという時には、手元に明かりが必要です。

電源を必要とせず、手回しで充電できるラジオやライトがあると、車のバッテリーを使い過ぎず、明かりや携帯電話の充電も取れるので便利。

バンソウコウなどの医薬品も常備しておきたいところ。特に、常用している薬がある方は、車にも2〜3日分置いておくと安心でしょう。

車中で被災して脱出できなくなった時や、瓦礫や土砂に埋まって動けなくなった時、自分の居場所を知らせるための笛(ホイッスル)も置いておきたいところ。

冬の季節ならば「アルミシート」や「寝袋」「毛布」といった暖が取れるものも準備しておくとGOOD!

特に「車に置いておきたい」という意味では、車内で被災して外に出られなくなった際、窓ガラスを割って脱出するための緊急用ハンマーなども備えておくと安心です。

「いつかやろう」「そのうち用意しよう」と思っているうちに、自然災害がやってくる・・・かもしれません。ぜひ、車移動が多い方はこの記事を参考にして、必要な防災グッズを備えてみてください。

(参考資料)
PR TIMES|【ウェブクルー、運転者の防災意識を調査】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000380.000002830.html

CarMe|車に載せておくべき防災グッズとは?最低限が揃うおすすめ防災セット7選
https://car-me.jp/osusume/articles/298231/

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