このブログでは、「安全」や「災害」について知っておきたい知識をお伝えすることに加え、安全のプロが仕入れた安全の最新情報や、お役立ち情報を発信していきます!
断熱・保温性が高いスグレモノ!
あ、ナンバさん。いいところにキタ。聞きたいことがあるんだケド。
やあトリコ。どうしたの?そんなに毛布を部屋中に広げて。
防災グッズを整理してたら、寒い時期は防寒具もいるよネー、と思って。
うんうん。あった方がいいよね。
色々調べてたら、みんなアルミホイルみたいのを被ってるんだけど、アレ、ナニ?アルミホイルって暖かいのカ?
ああ、あれはアルミホイルじゃなくて「アルミシート」というものだよ。被災時、特に寒い時期には用意しておきたい、便利なグッズだよ。
「アルミシート」または「防災用アルミシート」とは、ポリエステルやポリエチレンにアルミニウムを付着させた薄手のシートのこと。「エマージェンシーシート」や「サバイバルシート」と呼ばれることもあります。
断熱・保温性に優れ、防水といった機能を備えているものが多く、またコンパクトに収納できることも魅力の一つです。
形も、ブランケットのように使うものから、ポンチョ型や寝袋型になっているもの、さらには座る時や寝る時に使えるシートタイプなど様々。自分が使う用途に合わせて、使い勝手の良いものを選びましょう。
被災時だけでなく、例えば登山やキャンプなどのアウトドアに出かける際に持っていくと、急に雨が降ってきたり、日が沈んで気温が急激に下がったときなどの応急処置にも使えるので便利です。
災害時に備えて、アルミシートを用意したい理由
アレはアルミホイルじゃなかったのカ・・・。勉強になったゾ。
そう。ただのアルミホイルを被っても、たぶん暖かくはないからね。
でも、ナンバさん。別にアルミシートじゃなくても、防寒対策なら家にある毛布やブランケットでもいいんじゃないカ?また新しいグッズ買うと、お金がかかるゾ。
そうなんだよね。でも、個人的にはアルミシートは用意しておいた方がいいんじゃないかと思うよ。
ナンデ?
一つは、アルミシートは畳めばとてもコンパクトになるから、非常用持ち出し袋に入れておいてもかさばらない。それから、アルミニウムを付着させているから、濡れないのも便利なポイントだね。
トリコが話した通り、防寒対策なら家にある毛布やブランケットを使えばいいじゃないか・・・と思うかもしれません。ですが、もし大地震や洪水、土砂崩れなどで家を離れて避難を余儀なくされた時、毛布やブランケットを持ち歩けるでしょうか?
アルミシートは色々な大きさがありますが、大人の男性がすっぽりと被ることができる大きさのシートでも、畳めば手のひらサイズになるものもあります。
例えば「無印良品」で販売している「エマージェンシーシート」は、広げると130cm×210cmで男性が使うとしても十分なサイズですが、畳めばカバンに楽々入る大きさ・薄さになります。ちなみに、重さは約80グラム。
同じサイズの毛布やブランケットを持ち歩くことを考えると、アルミシートの方が持ち運びは楽ですよね。
さらに、ナンバさんもお話していましたが、アルミニウムが蒸着されているものが多いので、水を弾くというのも嬉しいポイント。例えば、屋外や雨が吹き込むような場所で救助を待たなくてはならない状況に陥った場合でも、アルミシートであれば濡れて重くなったり、冷え切ってしまうことが防げるでしょう。
ちなみに、アルミシートは今回ご紹介した「無印良品」の他、通販サイトのAmazonでも数多く取り扱いがありますし、過去には100円ショップの「ダイソー」でも取り扱っていたようです(現在の状況は、ダイソーまたは店舗にお問い合わせください)。
防災グッズの中に、人数分あるとより安心なアルミシート。ぜひ、皆さんも準備しておいてくださいね。
(参考資料)
無印良品|エマージェンシーシート(いつものもしも)
ダイソーネットストア|緊急簡易ブランケット
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