このブログでは、「安全」や「災害」について知っておきたい知識をお伝えすることに加え、安全のプロが仕入れた安全の最新情報や、お役立ち情報を発信していきます!
100円ショップで買える「役に立つ」グッズ
ナンバさん、見てくれ、コレ。
わ。すごい量の乾電池。一体どうしたの?
スゴイだろう。100円ショップに行ったら、乾電池が安かったから、たくさん買ったんだ。これで電気が止まっても大丈夫ダ。
そうだね・・・うーん。
突っ張り棒も買ったゾ。これで家具と屋根を突っ張って、地震が来ても家具を倒れないようにするゾ。これでどんな災害が起こっても安心ダ・・・。って、ナンバさん、どうしてそんな難しい顔してるんダ?
100円ショップは便利だし、モノによっては使える防災グッズもあるよ。でも、考えたほうが良いものもあるね・・・。
どういうコト?ナンバさん、教えてー!!
100円ショップは品揃えが豊富で、しかも「コレが100円?」と思うようなものまで置いてあって便利ですよね。そして最近は防災グッズにも力を入れている100円ショップが増えてきています。
ですが、防災グッズは生命に関わるものですから「安ければ何でも良い」という発想で選ぶのはちょっと危険です。
ナンバさんも話していた通り「100円ショップで揃えても良いもの」と「高品質なものを揃えるべきもの」は、しっかりと把握しておいた方が良いでしょう。
100円ショップで揃えてOKなものは、例えば「消耗品」。災害時に一つあると何かと便利な「ゴミ袋」や、「バンソウコウ」、さらに、生き埋めになった時に居場所を知らせたりするのに使える「笛」などは良いかもしれません。
また、100円でないこともありますが「ポンチョ」や「レインコート」、水を入れて貯めておける「給水袋」なども、持っておくと安心でしょう。
ちなみに、トリコが100円ショップで買った突っ張り棒で家具を支える、と言っていましたが、100円ショップには家具と天井の間に突っ張って転倒を防止する「耐震ポール」や「家具転倒防止ポール」は、ほとんど置いていません。100円ショップの突っ張り棒は、基本的に家具転倒の用途には使えないと思っておいてくださいね。
100円ショップで「買わないほうが良い」防災グッズ
ナンダ。じゃあ、100円ショップのものがダメってわけじゃないのカ。
もちろん、全部がダメだとは言ってないよ。ただ、避けた方が良いかもね・・・と思うものもあるってことさ。
例えば? 例えば何を避けた方が良いの?
色々な意見があるけれど「乾電池」とか、電池を使わない「非常用照明灯」などを100円ショップで揃えるのは、個人的にはオススメしないかなあ。
えー?どうして?ドウシテ?
ナンバさんが100円ショップの商品でオススメしないのは「乾電池」と「非常用照明灯」と話していました。災害時、乾電池はさまざまなシーンで活躍します。
例えば、電池式の懐中電灯やランタンを使う場合、停電が長く続くことを想定する必要があります。でも、100円ショップの乾電池はすぐに切れたり、出力が弱かったりすることが多々あります。
ナンバさんのお友だちのカメラマンさんが、カメラのストロボを焚くのに乾電池を使っています。いつもは電気メーカーのものを使っているそうなのですが、出先で乾電池がなくなり、100円ショップで買ったものを使ってみたところ、まず光らない。時間がかかって光ったと思ったら、次に光るまでに時間がかかる・・・ということがあったそうです。
災害時はそこまで瞬間的なパワーを要する用途に乾電池を使うことはないかもしれませんが、懐中電灯の電池が頻繁に切れてしまうのはストレス。それなら、少し高い乾電池を買っておいて「イザ!」という時に備えておく方が良い、というのがナンバさんの意見です。
ちなみに、災害時に使う懐中電灯やランタン、ラジオなどは単3電池なら単3電池で動くもので揃えておくと、万が一の時に「懐中電灯はあるのに、使える電池がない!」という事態を防げるので便利ですよ。
また、電池を使わず、棒を折ると光って灯りが確保できるという「非常用照明灯」も100円ショップで見かけることがありますが、正直言って「灯り」として使うには心許ないレベル。その上、10〜12時間は消すことができないので、暗くないと眠れないという方にはオススメできません。
「ほんのりでもいいから灯りがほしい」「真っ暗だと怖くて眠れない」という方なら、あると安心かもしれませんが、照明として期待するのは止めておきましょう。
ナゴランのオンラインストア「上野ナゴラン堂」では「イザ!」という時に役立つ、プロが選んだ防災グッズを数多く取り揃えています。
「ちょっと高くても、安心できる品質のものがほしい」
「生命を守るために、きちんとしたものを買いたい」
という方は、ぜひ覗いてみてくださいね!!
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