災害時に大切な「明かり」を考えよう

このブログでは、「安全」や「災害」について知っておきたい知識をお伝えすることに加え、安全のプロが仕入れた安全の最新情報や、お役立ち情報を発信していきます!

災害時の「明かり」は1つで足りる?

トリコ
トリコ

オイ、ナンバ。災害が起きて電気が止まったら、何が一番困る?

ナンバ
ナンバ

停電の時は電化製品が全て使えなくなるから、色々困ることはあるけれど・・・。例えば、夜だと明かりが点かないのは結構困るよね。

トリコ
トリコ

そうだろう。だから、LEDランタンを買ってきたゾ。イイだろう。

ナンバ
ナンバ

そうだね。停電したときも使える懐中電灯やランタンなどがあると、すごく便利だよね。でも、一つで足りるかな?

トリコ
トリコ

何でダ? 明かりは一つあれば十分じゃないのカ?

ナンバ
ナンバ

一人暮らしなら良いけれど、家族で住んでいる場合、一人がトイレに行きたいとき、ランタンが一個しかないと、真っ暗な中で用を足すか、みんなが真っ暗な中で待たなくちゃいけなくなる。スマホのライトを使ってもいいけど、充電ができないから、ライトに電力を使うのはもったいないかもね。

トリコ
トリコ

そうカ。思いつかなかったゾ。


自然災害は、いつどこでやってくるかわかりません。例えば、日が落ちてから大きな地震が発生し、地域一帯が停電してしまう・・・という可能性も「ない」とは言い切れません。そんな時「明かり」が確保できていると、まずは一安心ですよね。

明かりが点かないと、例え家の中でもテーブルやタンスに足をぶつけたり、つまづいてしまう危険性があります。さらに、万が一夜間に家を出て避難しなければならない状況になった場合、明かりがない状態では非常に危険です。

冒頭にナンバさんも話していた通り、家の中で過ごす場合、明かりがどれくらい必要になるかは家族構成や部屋の数などによっても異なります。家族で生活している場合、トイレに行くときや、食事の支度をしにキッチンへ行くときなど、どうしても明かりが複数必要になるケースは出てきます。

また、ランタンは周囲を照らせる、懐中電灯は手に持って自分が進む方向を照らしやすいといった特徴があります。昔は停電時に良く使われたローソクは電気がなくても明かりが使えるメリットはありますが、光量が少ないことや、火を使うので倒れて火災に繋がるリスクがあるので注意が必要です。

このように、照明器具によっても得意・不得意なシチュエーションが異なるので、使うシーンに合わせて選ぶようにしましょう。

普段遣いも災害時もOKな照明器具も!

トリコ
トリコ

オイ、ナンバ。LEDランタンもう一個ほしいけど、うちに懐中電灯があるんダ。何とか代わりに使えないカ?

ナンバ
ナンバ

水の入ったペットボトルを用意して、それを下から懐中電灯で照らすと、光が乱反射してランタンみたいに周りを明るく照らせるようになるんだ。

トリコ
トリコ

そうなのカ。やってミル。

ナンバ
ナンバ

ちなみに、ただの水でも明るくなるけれど、より周りを明るく照らしたい時はスポーツドリンクを使うとより明るくなるよ。ペットボトル以外にも、半透明のポリ袋やゴミ袋をかぶせても同じような効果が期待できる。

トリコ
トリコ

オイ、ナンバ。知識を仕入れておくって大切ダナ。


ナンバさんが紹介していた、ペットボトルやポリ袋に懐中電灯の光を当ててランタン代わりにする方法。これは警視庁警備部災害対策課の公式X(旧:Twitter)アカウントでも紹介されています。

「家にモノを極力置きたくない」「ランタンとか懐中電灯なんて普段使わないものを準備したくない」という方には、「蓄電式LED電球」がオススメ。普段は普通の電球としてソケットに差して使用することができ、点灯時は内蔵の電池が自動的に充電されます。

停電した際は電球が自動点灯できることに加え、ソケットから外して電球そのものを点灯させることも可能。ランタンや懐中電灯の代わりにも使えます。「防災電球」または「蓄電式LED電球」で検索すると、色々なメーカーの商品が出てきますので、ぜひ選んでみてください。

「一個くらい懐中電灯はほしいけど、それに合う乾電池を揃えておくのが手間で・・・」という方には「電池がどれでもライト」が良いかもしれません。商品名の通り、単1形~単4形の電池がどれでも使え、しかもどの形でも1本でライトが点いてくれるため「電池が1本足りない!!」なんてこともありません。

アウトドアやキャンプが趣味の方は、アウトドアで使っているランタンや照明器具を停電時にも使えるよう、取り出しやすい場所に置いておくというのも良いアイデアですね。

短期間の停電であれば、スマホのライトを一時的に使うのも良いでしょう。しかし、停電が長引きそうな場合、スマホは情報収集や連絡を取るためにも使いたいところ。だからこそ、「イザ!」という時に備えて、電源がなくても使える照明器具を用意しておくと安心です。

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

(参考資料)

警視庁警備部災害対策課 公式Xアカウント

パナソニック|電池がどれでもライト
https://panasonic.jp/flashlight/anybattery.html

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