このブログでは、「安全」や「災害」について知っておきたい知識をお伝えすることに加え、安全のプロが仕入れた安全の最新情報や、お役立ち情報を発信していきます！
避難所生活で「あった方が良い」もの
地震や津波、水害や土砂崩れなど、大規模な自然災害が発生し、自宅で待機するのが危険な状態である場合、避難所での生活を余儀なくされる場合があります。
避難所はホテルや旅館ではありませんから、避難所での生活に「快適さ」を追い求めるべきではありません。多くの場合は学校の体育館などに、大勢の人と一緒に共同生活を送ることになるので、お互いの譲り合いや配慮が絶対に必要です。
ですが、きちんと心身を休め、正しい判断ができる状態を保っておかないと、災害からの復旧に力が発揮できません。
今回は、避難所で過ごす際に「準備しておいた方がいいグッズ」を3つご紹介します。
当ブログでは繰り返し書いていますが、今回ご紹介するグッズは「これが絶対に必要」というわけではなく、あくまでナゴランブログスタッフが考える「あった方がいいグッズ」です。
皆さんの好みに合わせて、ぜひ参考にしてみてくださいね。
一台何役にもなる「手回し式充電器」
最初にオススメしたいのは「手回し式充電器」です。避難所では、電気が自由に使えるとは限りません。むしろ、コンセントが使えるケースの方がまれで、場合によっては地域一帯が停電してしまっている可能性も考えられます。
ですが、現代の私たちの生活はスマホなしでは考えられない部分が多々あります。家族や遠方の人との連絡手段として、あるいは情報収集ツールとして、スマホが使えないと困る・・・という方も多いのではないでしょうか。
大容量の蓄電池を用意するのもGOODですが、自宅待機ではなく避難所での生活と考えると、あまり大きい＆重たい蓄電池を持ち歩くのは現実的ではありません。
手回し式充電器はその名の通り、ハンドルを回せば発電ができる仕組み。もちろん持ち運びに便利なサイズと重さです。USBケーブルなどを繋げば、パソコンやスマホの充電が可能。さらに、ラジオ付きのものを選べば、最新情報を入手する際にも役立ちます。
選ぶ際には、手回し式充電だけでなく乾電池や太陽光発電が使えるものがオススメ。乾電池が使えるものであれば、手でハンドルを回すのに疲れたり、太陽が出ていなくて発電が出来なくても電気を使うことができるため便利です。
また、照明（懐中電灯）や蓄電池としての機能を持っているものが安心です。
弊社のオンラインショップ「上野ナゴラン堂」では、ラジオや懐中電灯機能が付いた手回し式の充電器を各種取り揃えていますので、ぜひ参考にしてみてください。
安眠できる環境を、自分で守る
次にオススメしたいのが「アイマスク」と「耳栓」です。
避難所は、夜でも完全に照明を消して真っ暗にすることはできません。そのため「真っ暗でないと眠れない」「明るいところだと寝れない」という方にとっては非常に辛い環境です。
そんな時に役立つのが「アイマスク」。これもそれぞれに好みがありますから、自分にとって使いやすく、快適なものを選んでみてください。
「耳栓」も避難所での生活では準備しておいた方がいいグッズです。特に、物音がすると眠れない方、周りの雑音が気になりやすい方は非常用持ち出し袋の中に必ず入れておくことをオススメします。
繰り返しになりますが、避難所は共同生活の場です。自分が「眠いな」「寝たいな」と思った時でも、周りには眠れないから少し身体を動かしたい、とか、眠くないから起きていたいという人がいる可能性があります。
また、普段なら気にならないような物音や雑音が、避難所生活という非日常だと気になってしまうことも。だからこそ、耳栓は用意しておくに越したことはありません。
耳栓の性能は、アメリカを中心に使われる「NRR（Noise Reduction Rating）」やEUを中心に使われる「SNR（Single number rating）」といった数値で表されます。NRRやSNRが示すのは「削減できるdb（デシベル）数」。つまりNRRやSNRが「20」とある耳栓は、20db削減できるということです。
もっと高い遮音性が欲しい方は、ヘッドホンのように耳をすっぽりと覆う「イヤーマフ」を選ぶという手もあります。
また、普段は耳栓代わりに「ノイズキャンセリングイヤホン」を代用される方もいらっしゃるかもしれませんが、避難所生活では電気の供給がない可能性もありますから、充電の必要がない耳栓やイヤーマフを用意することをオススメします。
弊社のオンラインショップ「上野ナゴラン堂」では、耳栓もラインナップしています。ぜひ参考になさってみてください。
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