このブログでは、「安全」や「災害」について知っておきたい知識をお伝えすることに加え、安全のプロが仕入れた安全の最新情報や、お役立ち情報を発信していきます!
防災のプロも太鼓判! ホームセンターで買える防災グッズ
皆さん、ホームセンターにはよく行かれますか? 大きな木材や珍しい工具、他にも様々なものが置いてあって、見るだけでも楽しいですよね。
実はこのホームセンター、防災の観点から見るとまるで「宝の山」。防災に使えるものが盛り沢山に置いてあります。
でも「何をどう使えばいいかわからない」「イザという時、どんな備えをしておいたらいいか迷う」という方も多いはず。そこで今回は、防災のプロが考えた「ホームセンターで揃う防災に使えるグッズ」をご紹介します。
実は「防災は工夫次第」。工夫一つで、イザという時に役立つ備えができますよ。では、早速見ていきましょう!
地震の時に役に立つ防災グッズ
日本は地震大国です。2024年1月1日に発生した能登半島地震はもちろん、東日本大震災や阪神・淡路大震災もまだ記憶に新しいところです。なので、地震が発生した時の対策はしておくに越したことはありません。
地震発生時、家の中で最も気をつけたいのが「家具の転倒」。家具が倒れてきてその下敷きになってしまったり、物が落ちてきてケガをしたり・・・ということを防ぐためにも、家具の転倒や家具の中のものが落下することは防ぎたいところ。
そこで役に立つのが「耐震ポール」や「家具転倒防止ポール」と呼ばれるもの。要は家具と天井の間に突っ張り棒を入れて、転倒を防止するもの。見栄えは良くないかもしれませんが、地震が起きた際にあるのとないのとでは大きな差が出ます。
ちなみに耐震ポールを設置する場合には、最も強度が高い家具の端、さらに重心が前に移動しないよう、壁側の奥に設置することが大切です。
まれにL字の金具を使って壁と家具を固定しているご家庭もありますが、これは要注意。壁が石膏ボード等の場合、いくら固定してもボードが壊れて家具ごと転倒してしまうケースもありますから、ご注意くださいね。
「衣装ケース」で防災グッズを管理しよう
ホームセンター等でよく見かける「衣装ケース」。これも、工夫次第で防災に役立つグッズです。オススメしたい使い方は、衣装ケースに「イザ!」という時に必要な防災グッズ一式を入れておくこと。
「防災グッズは全てこの衣装ケースに入れておく」といった具合に置き場所が決まっていれば、実際に自然災害が発生した時にも慌てず、防災グッズを取り出すことができます。衣装ケースは様々なサイズが用意されていますから、自分たちが必要な量に合わせてサイズを選ぶことも可能です。
「じゃあ、その衣装ケースはどこに置いておくのがいいの?」という疑問を持たれる方もいるかもしれません。ですが「絶対に正しい答え」はありません。ご家庭の事情や状況によって、どこに防災グッズを備えておくべきかは変わります。
ただし、抑えておいて頂きたいのは「めったに使わないから」と取り出しにくいところに置いておくのでは、意味がないということ。自然災害はいつ、どこで、どんな形で発生するかわかりません。「イザ!」という状況で、防災グッズを「どこに置いたっけ?」とか「取り出すのに脚立が必要」となってしまうと「せっかくの備えたものが使えない」ということが起こってしまうかもしれません。
例えば、庭があるご家庭であればホームセンターでも買える物置を用意して、そこに防災グッズをまとめた衣装ケースを置いておく、というのもいいアイデアです。こうしておけば、万が一家が倒壊したとしても防災グッズを活用することができます。
あるいは、家から避難することを前提として玄関に防災グッズを置いておく、というのも一つの手です。いずれにせよ、ご自宅の間取りや「どういう導線で避難するか?」などもシミュレーションしながら、防災グッズの置き場は検討してみてくださいね。
スーパーでも揃えられる「イザ!」という時の備え
さらに、ホームセンターだけではなくスーパーでも買える「防災グッズ」をご紹介しましょう。
それは缶詰やインスタント食品。災害が発生した時には、食料と水の確保が何より大切。そういう意味では、保存が効き、調理の手間が少ない缶詰やインスタント食品を用意しておくことも一つの手です。
特にカップのインスタントラーメンは食器も要らず、最悪の場合には水で戻して食べることもできます。戻す時間は商品によって異なるようですが、お湯で作る場合の所要時間の5〜10倍はかかります。つまり、お湯を入れて3分でできるものなら、水を入れて15分〜30分ほど待てば食べられます。
また『あずきバー』や肉まん・あんまんなどで有名な井村屋が出している、長期保存が可能かつ手軽にカロリー補給ができるようかん「えいようかん」や、水やお湯を入れるだけで食べられるようになる「アルファ米」を使った長期保存可能な非常食もあります。お好みに合わせて準備しておくと良いでしょう。
防災グッズは、必ずしも「専用のもの」でなければいけないわけではありません。災害時にも使えるものは使い、イザという時に必要なものだけ備えておく。そんな賢い使い分けをしてみてはいかがでしょう?
井村屋|えいようかん
上野ナゴラン堂|アルファ米シリーズhttps://item.rakuten.co.jp/uenonagorandou/c/0000000164/
(参考資料)
平安伸銅工業株式会社|突っ張り棒で地震対策!
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