このブログでは、「安全」や「災害」について知っておきたい知識をお伝えすることに加え、安全のプロが仕入れた安全の最新情報や、お役立ち情報を発信していきます!
自然災害を「体験」してみよう
いつ、どのような形でやってくるかわからない自然災害。「備えておかないと!」とは思うものの、実際に災害が発生した時、どんなことが起こるのか、想像がつかないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのが、自然災害が発生した時のシミュレーションや、自分が実際にどう行動すればよいかが体験できる施設やイベント。
今回は、楽しみながら防災体験ができる施設やイベントをご紹介していきます。今回取り上げた以外にも、皆さんがお住いの地域にもこういった施設があるかもしれないので、探してみてくださいね!
無料で学べる! 全国各地の防災体験型施設
東京消防庁は、楽しみながら地震の揺れや初期消火、応急救護、火災が発生した際の避難など、防災に関する知識を学べる体験型施設「防災館(東京消防庁 都民防災教育センター)」を都内三か所(池袋、立川、本所)に開設しています。
この防災館では、東日本大震災の時の地震の揺れや、建物の中で火災の煙に巻かれた際の脱出体験、大型スクリーンに映し出された炎に消火器やポンプを使っての消火体験などが味わえます。
こうした防災体験はWEB等から事前予約が必要ですが、なんと「無料」。本番さながらの経験が楽しく、無料で体験できるのは魅力的ですよね。
気象庁は、東京の港区立みなと科学館の中で「気象科学館」を開設しています。こちらでは、気象庁の新人予報官になりきってクイズにチャレンジしたり、「津波シュミレーター」で津波を擬似体験できるなど、天気予報や自然災害に関する様々な展示が見られます。
なんと、こちらも入館は無料。東京メトロ 虎ノ門ヒルズ駅から徒歩4分なので、気軽に遊びに行ってみてくださいね!
東京だけじゃない!大阪・名古屋の施設をご紹介
次は大阪の施設をご紹介! 大阪市立阿倍野防災センター「あべのタスカル」です。
こちらでは、30分から2時間の各種体験コースが用意されており、地震発生直後から避難までに取るべき行動を実際に体験したり、実寸大の津波映像で津波の怖さを体感したり、がれきの下敷きになった人をどう救助するかのシミュレーションができる施設です。
じっくりしっかり学びたい方は2時間コース、まずはちょっとだけ体験してみたいという方は1時間コース、短時間でパッと体験したい方は30分コースと、コース設定が豊富なので1度だけでなく2度、3度と楽しめそうですよね。
名古屋市港防災センターには、昭和34年に発生した伊勢湾台風接近の様子や、南海トラフ巨大地震が発生した際の津波シュミレーション映像が見られる3Dシアターを完備。
さらには伊勢湾台風に関する展示室では、風水害への備えについてクイズで学べるコーナーも用意されているそうです。
今回は東京、大阪、名古屋と大都市圏にある防災館をご紹介しましたが、皆さんがお住まいの地域にもきっと防災体験ができる施設があるはず。ぜひ探して、足を運んでみてくださいね。
遊びながら学べる「防災イベント」も!
最近は大ブームとなった「脱出ゲーム」を防災と組み合わせたイベントなども各地で開催されています。こうしたイベントの良いところは、堅苦しく防災を学ぶのではなく、真剣にゲームを楽しんでいると、いつの間にか防災の知識が理解できたり、万が一の時にどう行動すべきかが身につくこと。
自治体が主催する防災イベントなどで開催されているケースが多いようなので、ご興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。あるいは、会社で防災意識を高めるための研修として導入してみるのも面白いかもしれません。
□あそび防災プロジェクト
□防災謎解き
いかがでしたか。情報だけを「知っている」だけよりも、シミュレーションでも「体験している」方が、より自然災害の恐ろしさや、どう行動すべきかが身につくはず。ぜひ、機会を見つけて防災体験にトライしてみてくださいね!
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