防災のプロが考える「防災グッズの揃え方」

このブログでは、「安全」や「災害」について知っておきたい知識をお伝えすることに加え、安全のプロが仕入れた安全の最新情報や、お役立ち情報を発信していきます!

どう揃える? 防災グッズの「賢い買い方」とは?

防災上の備えを考える時、真っ先に思いつくのは「防災グッズを揃えること」ではないでしょうか。自然災害はいつやってくるかわかりません。そして、何が起こるかもわかりません。

特に都会では水道や電気、ガスといったインフラが「あるのが当たり前」になっています。でも大きな自然災害に見舞われた場合、そのインフラが使えるとは限りません。そういった意味では「万が一」に備えておくことはとても大切です。

今回は防災と安全のプロ、ナゴランブログスタッフが考える「防災グッズの揃え方」についてご紹介します。

本記事はあくまでナゴランブログスタッフの考えです。「これが絶対に正しい」でも「こうすべき!」でもありません。ぜひ、皆さんが防災グッズを揃える際の参考にしてみてくださいね!

分けて考えたい「備蓄」と「持ち出し」

自然災害に対する備えを考える時、実は分けて考えておきたいのが「備蓄」と「緊急持ち出し」です。

以前、ナゴランブログでも非常用浄水器をご紹介しましたが、これは「備蓄」用に持っておきたいもの。避難する際に、あんなに大きなものを持って移動するのは大変ですよね。

ここで考えたいのは、皆さんがお住まいの土地や地域は「どのような自然災害のリスクがあるか」です。

例えば、海の近くで津波の危険性があるならば、どちらかと言えばすぐに避難できるよう、緊急持ち出し用の備品を準備していたほうが良いでしょうし、河川が氾濫して浸水し、すぐに避難が難しくなる場所であれば、自宅で救助が来るまでの何日間かをしのげる備蓄を用意した方が良いかもしれない。

もちろん、どちらかで良いケースだけではなく、両方想定しなくてはならない場合もありますが、よりどちらを優先すべきかは、「お住まいのエリアでどんな災害が起こる可能性が高いか」によるでしょう。

だからこそ、「ハザードマップ」で自宅周辺のリスクを確認しておくことがまずは大切です。

日常生活と切り離しすぎない

次に、備蓄にせよ持ち出し用品にせよ「日常と切り離しすぎない」ことをオススメします。例えば、旅行用品をそのまま避難用の持ち出し品にしたり、趣味のキャンプ用品を防災用にも転用したりを意識しましょう。

防災グッズは確かに便利で、役に立つものも多いです。でも、たまにしか使わないと使い方を忘れたり、最悪の場合「どこに置いたか忘れてしまう」こともあります。

ですから、普段から使っているもので、災害時にも使えるものを転用できれば、使い方を忘れることもありませんし、同じような装備を二重に揃えてしまうようなムダも起こりません。

賢い防災グッズの揃え方とは?

最後に、防災グッズの「買い方」をご紹介します。

「備蓄」という観点では、飲用水や食料を約3日分、他にはトイレットペーパーやロウソク、カセットコンロ、懐中電灯や情報源を確保するために手回しの発電機やラジオなどを用意しておくのが良いと言われます。大規模災害時は、1週間分の備蓄が必要とも言われます。

一方、持ち出し用品は出来るだけ身軽に、荷物を少なくすることをオススメします。こちらの記事でもご紹介しましたが、大雨や台風の中で避難しなくてはならないケースも考えられます。そういう時は両手が空いて、しかも重たすぎない装備が良いでしょう。

そして、各種防災グッズを購入する場合は専門店での購入をオススメします。最近は100円ショップでも防災グッズやアウトドア用品が買えますが、特に防災グッズは生命を守るためのもの。しっかりした品質の製品を、専門知識を持ったプロから購入する方が安心です。

逆に備蓄用食料、例えば『カロリーメイト』や『えいようかん』といった長期保存が可能な栄養補助食品や乾パン、板チョコなどは近所のスーパーやホームセンターでも購入できます。

きちんとお金をかけるべきところにはかけて、節約できるところは節約する。ぜひ、賢く自然災害への備えを用意してみてくださいね。

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